2017年7月4日火曜日

04- この首相は絶対に反省などしない、断言できる(まるこ姫の独り言)+

 都議選の結果について語った安倍首相に対する手厳しい批判の例として「まるこ姫の独り言」を紹介します。
 文中の太字強調・青字強調はすべて原文のままです。

 併せて天木直人のブログを紹介します。
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深く反省をする? この首相は絶対に反省などしない、断言できる
まるこ姫の独り言 2017年7月3日
歴史的な惨敗になった都議選の結果。
選挙結果が分かる前までは、自民党が過去最低だった38議席を基準にしてこれを下回るかどうかで大敗かそうではないかを論じていたが、結果はなんと23議席。前代未聞の大惨敗だった
選挙前は57議席も保有していた自民党がたったの23議席。半数にも満たない

私はテレ東を見ていたが、下村都連会長の泣きそうな顔を映していた。この期に及んで、下村の口から選挙妨害だとの声が出てやっぱり自民党の性根は変わらないとそう思って見ていた。
本来なら自民党総裁として、安倍首相がその日のうちに敗北会見を開くかと思ったが、その日は会見をしなかったそうだ。
多分、自民党が大勝利していたらすかさず出てきて自画自賛をしていたのだろうが。。。
ようやく今日になって会見をしているが、また心に響かない会見をしている。

安倍首相「政権に緩みがあるのではという厳しい批判が」
                          朝日新聞 7/3(月) 9:08配信
 敗因を「政権が発足して既に5年近くが経過する中で、安倍政権に緩みがあるのではないかという厳しい批判があったんだろうと思う」と分析したうえで、「真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べた。
 国政に与える影響については「国政には一時の停滞も許されない。反省すべき点は反省しながら、謙虚に丁寧に、しかしやるべきことはしっかりと前に進めていかなければいけない」と強調した。

>「厳しい批判があったんだろう
ハア?なんという他人事なのか。どういう状態になっても負け惜しみだけは人一倍だ。
批判があったんだろうではなく、真に批判され鉄槌を下されたという事がまだわかっていないのか。どれだけ国民の気持ちが分からない首相なのか

秋葉原の演説でも、演説中に批判した多くの声に対して、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と、まったくトンチンカンな逆批判をしている。
批判に直接反応する安倍首相の姿勢。
国会で自分が追及されると途端に逆切れして、野党をコテンパンにやっつけないと気が済まない首相の姿とそっくりだった。
帰れ・辞めろコールに対して、今までの安倍政権の、すべての面で聞く耳持たなかった政権運営に対しての怒りの声だとは思っていないようで、政治的センスの無さに呆れかえる。

そして今回の反省の弁。私が安倍嫌いだからなのか、まったく心に響かない。
丁寧に、謙虚に、真摯に」、何度も何度も聞かされたが、いつも綺麗ごとを言うだけで、その場をやり過ごすことができたらそれでよいと言う考えのもとで言っている事がよくわかる。
国民の方を向く気持ちなど、さらさらないのがこの政権の特徴で、それが急に変わるとは思えない。
小手先で騙すことができればよいと思っている政権が都議選で大惨敗したからと言って、心根が変わることはないだろう。
かえって、今度はどうやってバカな国民を騙すか、はぐらかしたりするかを考えたりしているのではないの?
それほどの不信感が私の中にはあるし、決して騙されない。

わずか一日で終わった安倍・菅暴政コンビの大惨敗劇
天木直人のブログ 2017年7月4日
 これには腹が立った。
 安倍首相が「帰れコール」にブチ切れて、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と指さして吐いた暴言を、菅官房長官はきのう6月3日の記者会見で「首相の発言は極めて常識的だ」と語ったという。
 怪文書発言や、前川次官への誹謗発言で味噌をつけたはずなのに、そんな事などすっかり忘れて、元の菅官房長官に戻ったごとくだ。
 それだけでも腹が立つのに、きょうの毎日新聞に掲載されていた安倍首相の独占インタビュー記事を見て、もっと腹が立った。

 解散はまったく考えていない。
 これからは経済回復で責任を果たす。
 改憲の方針は変わらない。
 日米韓連携を進める。

 言いたい放題だ。要するに、加計疑惑による支持率低下や都議会選挙の惨敗など一日で忘れ、これまで通り、居直ると言っているのだ。
 反省して謙虚になるなどと、心にもない事を繰り返しながら、腹の中ではぺろりと舌を出しているということだ。
 わずか一日で終わった安倍・菅暴政コンビの大惨敗劇である(了)