2017年4月27日木曜日

もう世紀末・・・政権交代を選択しない国民性(まるこ姫の独り言)

 「まるこ姫・・・」が、内閣がどんなに不祥事を重ねてもまた民生を圧迫して戦争を指向する施策を重ねても、政権交代を志向しない国民性に疑問を投げかけました。 「もう世紀末」・・・と。
(太字強調個所は原文に従っています)
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もう世紀末、大臣の不祥事がどれだけあっても
政権交代を選択しない国民性
まるこ姫の独り言 2017-04-26
今村大臣が辞任したが、安倍が”任命責任は私にある”と言っただけで、それで物事が済んでしまう。
この国の、ジャーナリストと称する人間たちは任命責任の取り方は?とはだれも聞かない。
該当大臣は、問題発言を撤回、謝罪すればもうそれで大臣の発言が無かったことになる。
そして安倍首相は、”任命責任は私にある”まで利用、すぐさま謝罪をして更迭を自分の力量のように美談に仕立て上げる。
お詫びをすると言いながら決して頭を下げないのはなぜか。
 
4月の内閣支持率はあれだけの不祥事があっても、3月の比べたら上がっているのだそうだ。
どの設問も各論では凄い常識的で批判的なのに、内閣支持率は下がるどころが上がり続ける。
 
田崎スシローや伊藤敦夫は毎日色んな番組に出てきて、不祥事があっても内閣支持率が上がっている原因は、民進党の国会での質問が、相手の揚げ足取りだとか、重箱の隅をつつくような質問の数々、相手を貶めて民進党の地位を上げる積もりに見えるとか、有権者はあの旧民主党政権の酷さ拙さには二度と戻したくないから、安倍政権を消極的にでも支持し続けるのではないかと分析して、それを言い続ける。
 
自民党が下野し野党としての質問と、今の民進党議員の質問を比べたら、むしろ自民党議員の方が、揚げ足取りや重箱の隅をつつくような質問をしていたと思っていたが、どうも今テレビに出てくる人達の認識は、民主党議員の質問の方が酷いと言う。
 
それをテレビで聞き続けていたら、政権交代=悪のように刷り込まれてしまう人もいるのだろう。
 
どんなに素晴らしい政権でも、権力の座に居続けると、水は澱むし、しがらみもできるし、癒着や権益が横行するもので、それを防ぐには、政権交代しかない。
が、この国では、自民党しか政権を担えないとの不思議な認識の人が多くいる。
なぜ自民党しか政権を担えないのだろう。。。。
 
あれだけの失言・暴言が横行しているという事は、国民目線が欠如している人間が議員になっているという事で、それでも自民党しか政権を担えないと言う思考は、どこから来るのだろうか。
 
どうも内閣支持率以外にも、「共謀罪」、「テロ準備罪」の調査では、不思議な数字になっている。
「共謀罪」も「テロ準備罪」も中身はまるで変っていないのに、「共謀罪」に反対の人の数字は相当高いのに、「テロ準備罪」に反対の人の数字は高くない。
「テロ準備罪」は多くの人が賛成なのだと。
少し看板を変えただけで、中身関係なく反対の数字が賛成の数字に変わるという事を考えても、多くの人がほとんど表面的にしか物事を考えないか分かるし、サブリミナル効果みたいなものもあるのかもしれない。
 
政権交代を期待しない国というのは、海外にあるのだろうか。
未来永劫、自民党が政権を担う国。
しかも最大野党が、政権交代を視野に入れていないような振る舞いはなんなのか。。。。
与党も野党もこのドップリ感は。。。不思議な国の日本。