2017年4月28日金曜日

28- 日本72位で変わらず 報道の自由度調査

 国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」は26日、各国の報道の自由度に関する2017年の調査結果を発表しました。
 それによると日本は180国のうち72前年と同じでしたが、イタリア52位に上昇したので主要国7カ国(G7)では最下位になりました
 
 因みに上位10傑は、1ノルウェー 2スウェーデン 3フィンランド 4デンマーク 5オランダ 6コスタリカ 7スイス 8ジャマイカ 9ベルギー 10アイスランドで、その他の主要国は、16ドイツ 19オーストラリア 22カナダ 39フランス 40イギリス 43アメリカ 63韓国などです。
 
 日本は小泉内閣・第一次安倍内閣の頃に51位に転落しましたが、その後は福田内閣、麻生内閣で順次上昇し鳩山内閣時代には11位まで昇りましたが、第二次安倍内閣になってからは53位、59位、61位、72位、72位と最低記録を更新中です。 
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日本72位で変わらず=「フリー記者冷遇」-報道自由度調査
時事通信 2017年04月26日
 【パリ時事】国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」(本部パリ)は26日、各国の報道の自由度に関する2017年の調査結果を発表した。日本は180国のうち72位と前年から順位が変わらなかった。調査は日本について「記者クラブ制度により、フリーや外国のメディアが冷遇されている」と分析している。
 日本は10位台に位置していたこともあったが、11年の東京電力福島第1原発事故をめぐる情報開示が問題視されて以降は下落傾向にある。調査は、安倍政権下で成立した特定秘密保護法などを機に報道に対する抑圧がさらに強まったと批判。大手メディアが政権の意向に配慮して「自主規制」を続けていると指摘した。
 韓国は、朴槿恵前大統領の疑惑をめぐる報道で「メディアが政権監視能力を発揮した」と評価され、前年の70位から63位に浮上。中国は176位と変わらず、北朝鮮は179位から最下位の180位に転落した。首位は前年3位のノルウェー。