2017年2月8日水曜日

08- 通信平和の輪 第133号 PDF版を掲示します

 今月号は 引野収の次の短歌がタイトルとなっています。

 「 反戦の如何なる行為なし得るや 
       今ならば間に合う まだ今ならば 」  です。

         註.引野収(1918~1988)は30歳で結核が再発してからは病床に伏したまま作歌活動を続け、「昭和の子規」と呼ばれています。掲題の歌は1983年に上梓された歌集『白檮館遺文』所収の「反戦反核平和の歌」の中の一つです。

 中見出しは

   戦争する国へ、次から次へと
    と 
   今ならば間に合う まだ今ならば!
 
 で、特定秘密保護法、安全保障法制(戦争法)に引き続いて現代版治安維持法=共謀罪の成立を目指す安倍政権の暴走に対して警鐘を鳴らすとともに、「自衛隊員を戦地に送らない」の意見広告ポスターへの参加を呼び掛けています。
 
    また紙面の右下には、藤波玖美子の言葉が朝日新聞の「折々のことば」から転載されています。
    引野の歌も藤波の言葉も、いずれもナチスドイツにより強制収容所に収容されたもののドイツ敗戦によって辛うじて生還できたマルティン・ニーメラー牧師の述懐と軌を一にするものです。
 
  2面には1月22日に行われた「新春平和の集い」の報告を兼ねて、「平和の集い」の様子を紹介し
  た ”湯沢平和の輪” 会員の小野塚さんの記事(新潟日報の「窓」欄に投稿されたもの)が、その
  際に講演していただいた作家の橘さん(「湯沢平和の輪」会員)の新潟日報 投稿記事と一緒に
  掲載されています。

 「私の戦争体験」をお寄せ下さい。ご寄稿をいただける方や、その方をご紹介いただける方は、世話人の笛木譲までご連絡願います。(Tel 025-785-5062)
 
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通信 平和の輪. 第133号 (1面)
通信 平和の輪 第133-2号(2)

通信 平和の輪. 第132号 (1面)
通信 平和の輪 第132-2号(2)
通信 平和の輪. 第131号 (1面)
通信 平和の輪 第131-2号(2)

通信平和の輪第130号以前のPDF版をご覧になりたい方は
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2017年1月11日 通信平和の輪第130号以前のPDF版をご覧になりたい方は