2017年1月2日月曜日

陳腐・空疎・美辞麗句満載の首相の年頭所感(まるこ姫の独り言)

 安倍首相は一面トップに首相の「年頭所感」を載せて欲しいがために、天皇の「新年の感想」を中止にしたと言われています。なんという ”不敬”、礼を欠くにもほどがありあきれて二の句が継げません。
 それではその「年頭所感」はどんなものだったのでしょうか。
「まるこ姫の独り言」に言わせれば、陳腐・空疎で美辞麗句が満載だということです。そういえば年末の真珠湾慰霊の際の演説も、いつもながらあまりにも美辞麗句と過剰な修飾語に満ちていて聞くに堪えなかったと言われています。

 そして「まるこ姫」は、「 ”新たな新しい国づくり” を本格的に始動するらしいけど、それでは今まで4年も何をやってきたのと、いつもながらの痛烈な批判です。もう4年も経ったというのに、「これからだ」、「これからだ」と言うのは正にあり得ない話で、痛切な反省の言と引責があってしかるべきです。まあそれは到底無理な話ですが・・・
 
 以下に紹介します。(太字強調部分は原文に従っています)
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陳腐でそして空疎で散々使い回しされてきた美辞麗句満載の年頭所感
まるこ姫の独り言 2017年1月1日
新年あけましておめでとうございます。
 
安倍政権批判は、国内のマスメディアが、まったく及び腰で使命を果たしていないのが現状で、一個人がどれだけ発信しても糠に釘とは思いつつ、あきらめたら終わりだと自分に言い聞かせながら、今年も政権批判を続けて行こうかと思っています。
コメントを頂く皆様、今年もよろしくお願いいたします。
 
もう5年目に突入した安倍政権、安倍首相の年頭所感は陳腐なそしてこれまで何度も使い回しされてきた、代わり映えのしない語句で占められていた。
 
新たな成長軌道描く 長期政権に意欲 安倍首相年頭所感
                      時事通信 1/1(日) 0:08配信 
「2020年、さらにその先の未来を見据えながら、安倍内閣は新たな国造りを本格的に始動する」として、今の自民党総裁任期が切れる18年9月以降も政権を担う意欲をにじませた
 
「先人たちは世界第3位の経済大国、世界に誇る自由で民主的な国を、未来に生きる私たちのため創り上げてくれた」と指摘。「私たちも未来への責任を果たさなければならない」として、経済成長に加え、「積極的平和主義の旗をさらに高く掲げる」「子どもたちの誰もが未来に希望を持って頑張ることができ
 る日本を創り上げていく」ことに決意を示した
 
申し訳ないけど、言っている事とやっている事がこれほど正反対の人を、これまで見たことがない。
 
子供たちの誰もが希望を持って頑張ることができる、人に優しい政策をいつ実行して来たのか。
民間が 子供食堂 で支援しなければいけない程、安倍政権は子供に対して何の愛情も持っていなかったのは、多くの人が認識しているだろうし、積極的平和主義の旗とやらは、日本が積極的に武器輸出に関わっていくという事でもある。
 
先人たちが作り上げて来た世界に誇れる経済大国とやらも、自由で民主的な国とやらも、この安倍首相が散々壊しにかかっているし、今まで先人たちが積み上げてきた他国への良心をも捨て去る気だ。
 
しかも、”新たな新しい国づくり を本格的に始動するらしいけど、安倍首相は今まで4年も何をやってきたの?
4年もの間、助走だったという事か?(笑)
4年たってもほとんど効果がないと言うか、化けの皮が剥がれてきているのに、偉そうに、新しい国造り?
気を持たせ詐欺もいいところじゃないか。。。。
 
Yahoo!のコメント欄にもあるように、もう民進党との比較論法は、結果が出ていない今、無能な自民党を正当化しているとしか見えないし、さすがに通用しないのではないか。
それを語れば語るほど、よりショボく、より卑怯に見える。
 
安倍首相は、自民党の総裁選の規約を変えてまでも首相の在任期間に拘り、オリンピックまで居座るつもりらしいが、後4年も、騙しとおせるだろうか。。。。。
気を持たせ詐欺が通用するだろうか。。。
通用するとしたら、国民一億総催眠術常態に陥ったか、真から人が良いのか、未だお上は正しいことを言う絶対的な神と信じているのか、そのくらいしか思い浮かばない。。。。。