2016年5月25日水曜日

25- 野党連携アピール 森裕子氏が事務所開き 

新潟日報 2016年5月21日
 夏の参院選新潟選挙区(改選数1)に野党統一候補として無所属で出馬する生活の党の元職・森裕子氏(60)が20日、新潟市中央区で事務所開きを行った。県内主要野党の代表者も集まり、改選数削減で1議席を争う激戦区での連携をアピールした。
 
 今回の参院選に向けては、自民党の現職・中原八一氏(57)に対抗するため各野党が共闘。安保法制の廃止などで一致し森氏に一本化した経緯がある。
 県庁前に構えた事務所には、各党県組織や市民団体などから約150人が集まった。森氏は「私だけの戦いではない。市民とオール野党で一丸となり、最後までともに戦ってほしい」と呼び掛けた。
 
 出席した民進党県連の高倉栄幹事長代理は「安倍政権の一強独裁を止めるため、力を合わせて当選を勝ち取らないといけない」と強調。共産党県委員会の川俣幸雄書記長は「野党が一緒に戦えることを喜んでいる」、社民党県連の長部登副代表は「全力で応援する。一丸となれば必ず勝てる」と述べ、連携を強調した。
 
 中原氏は9日に事務所開きをしている。幸福実現党の新人・横井基至氏(35)も出馬を予定している。