2016年1月12日火曜日

内閣支持率54% 比例投票先 自民37%でトップ 読売調査

 読売新聞社の全国世論調査(8~10日)で、内閣支持率は54%(不支持率は36%)で2か月ぶりに50%台を回復しました。今夏の参院選での比例選の投票先自民党が37%でトッでした
 もしもこの状況が続けば参院選で圧勝する可能性があり、10日のNHKインタビューで安倍首相が語ったおおさか維新の会など憲法改正に積極的な政党で、改正の発議に必要な3分の2の議席の確保」が実現しそうな勢いです。
 憲法の危機です。
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慰安婦合意49%評価、北制裁「強化を」76%
読売新聞 2016年01月10日 
 読売新聞社は8~10日、全国世論調査を実施した。
 
 慰安婦問題を巡る昨年12月の日韓両政府の合意について聞いたところ、「評価する」が49%で、「評価しない」の36%を上回った。今後、日韓関係が「改善する」との回答は50%で、「改善しない」の38%よりも多かった。日韓首脳会談直後の昨年11月調査(6~8日)では、「改善する」は40%で「そうは思わない」の47%を下回っていた。
 日韓合意について、韓国内では批判的な声が多いが、日本では長年の懸案についての合意に肯定的な評価と期待感の方が多かった。
 
 核実験を実施した北朝鮮に対して、日本が制裁を「強めるべきだ」との回答は76%に達し、「その必要はない」の14%を大きく上回った。
 
 安倍内閣の支持率は54%で、前回調査(昨年12月17~18日)の49%から上昇し、2か月ぶりに5割台を回復した。慰安婦問題の合意への評価に加え、北朝鮮が核実験を実施したことで、その対応にあたる安倍内閣への支持に結びついたとみられる。不支持率は36%(前回39%)だった。
 
参院比例選の投票先、「自民」37%…読売調査
読売新聞 2016年01月11日 
 読売新聞社の全国世論調査(8~10日)で、今夏の参院選での比例選の投票先について聞いたところ、自民党が37%でトップだった。
 以下、民主党13%、公明党、共産党各6%、おおさか維新の会5%などの順だった。このうち、近畿では、おおさか維新が17%で、自民の39%に次いで多かった。
 自民、公明の与党が参院での過半数を回復した前回参院選前の2013年1月調査では、自民が37%で、日本維新の会16%、民主8%などだった。今回も自民の「1強」は変わっていない
 
 参院選の結果、与党が、参院で過半数の議席を「維持する方がよい」との回答は48%と半数弱で、「そうは思わない」が40%あった。
 選挙区選で、民主など野党が候補者をできるだけ「統一する方がよい」と思う人は49%で、「統一する必要はない」33%を上回った。民主、共産の各支持層では「統一」が7割を占めた。衆参同日選(ダブル選)については、「行ってもよい」43%、「行わない方がよい」41%が拮抗した。