2016年1月20日水曜日

各地で安保法制廃止の街頭アピール 19日

 全国的に雪の日となった19日、寒風をついて全国各地で安保法制廃止の街頭アピールがおこなわれました。
 湯沢町でも別掲のとおり、街頭アピールをおこないました。
 
 東京新聞・栃木版と佐賀新聞及びしんぶん赤旗の記事を紹介します。
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「改憲に前のめり」市民団体アピール 県内4市で今年初の街頭活動(栃木)
東京新聞 2016年1月20日
 安全保障関連法の廃止を目指す市民団体「戦争をさせない全国署名県連絡会」は十九日、宇都宮、鹿沼、栃木、佐野の四市で今年初めてのアピール行動をした。参加者は街頭で「政権は憲法改正に前のめりになっている」と批判の声を上げた。
 
 宇都宮市中心部の宇都宮二荒山(ふたあらやま)神社の前には三十五人が集まった。「9条を壊すな」「憲法を守れ」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げ、道行く人たちに署名を呼び掛けた。
 
 署名した宇都宮市のパート従業員の女性(27)は「祖父が戦争を体験しているし、テロに巻き込まれるのが怖いので署名した」とかじかんだ手をさすった。県連絡会の福田宏至(ひろし)事務局次長は「安保関連法の廃止に向け、県内全域でさまざまな市民団体と共同してアピールしていきたい」と話していた。
 
 鹿沼市では、十五人が約五百枚のビラを通勤途中の会社員や高校生に配布。
 栃木市では、二十人がリレートークで安全保障関連法の廃止などを訴えた。 (後藤慎一)
 
 
安保法制廃止、佐賀市で街頭アピール
佐賀新聞 2016年01月20日
 安全保障関連法に反対する市民グループが19日、佐賀市の中央大通りでアピール活動を行った。同法の成立から4カ月。雪が舞う厳しい寒さの中、約100人が「憲法9条壊すな」「戦争させない」などの横断幕やプラカードを手にして廃止を求めた。
 
 参加者がマイクを手にし、憲法の解釈変更で集団的自衛権の行使を容認した安倍政権を批判。「立憲主義を踏みにじって作った法律は許されない」「夏の参院選でノーを突き付け、民主主義を取り戻す」などと訴えた。
 
 アピール活動は、同法が成立した昨年9月19日にちなみ、市民団体や労働組合などでつくる「戦争をさせない佐賀県1000人委員会」が毎月19日に行っている。
 
国会前5800人 「戦争法 今すぐ廃止に」
しんぶん赤旗 2016年1月20日
 強行された戦争法を主権者・国民の力で廃止しようと19日、寒風のなか、「国会総がかり行動」が行われました。衆参の議員会館前から国会図書館前まで国会を半周する約5800人(主催者発表)が「戦争法は今すぐ廃止」「安倍政権は今すぐ退陣」「野党は共闘」と議事堂に向かって力強くコールしました。
 総がかり行動実行委員会が呼びかけたものです。主催3団体があいさつし、日本弁護士連合会元会長の宇都宮健児さんらが連帯あいさつ。
 日本共産党の小池晃副委員長が「圧倒的な世論と運動を列島隅々まで広げに広げよう」とあいさつ。畑野君枝衆院議員が参加しました。社民党の吉田忠智党首、民主、生活、維新の国会議員がスピーチしました。
 千葉県市川市の女性(79)は毎月国会行動に参加し続けています。「戦争も体験した。若い人には同じ思いをさせたくない。私たちが声を上げ続けて次の選挙では野党の勝利を実現したい」
 同日、2000万署名宣伝など「19日行動」が全国各地で多彩に取り組まれました。