2015年8月28日金曜日

長野県阿智村で住民有志が安保法案反対の会を結成

 長野県の阿智村26日夜、安保法案に反対する住民有志らによる「戦争やめまい(やめよう)☆阿智の会」結成されました。
 集会には村内外から約130人が参加し、前の阿智村長の岡庭一雄さん(72)が会の結成を宣言しました。
 提灯を持って国道153号を練り歩くデモ行進も行われました。
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阿智村練り歩き、安保法案反対 住民有志が団体結成し行動 
信濃毎日新聞 2015年8月27日
 (長野県)下伊那郡阿智村で26日夜、集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法案に反対の声を上げようと、。同会は「阿智村アクション」と銘打って、ちょうちんを持って国道153号を練り歩き、「歴史を学ぼう」「繰り返さないぞ満蒙(まんもう)開拓」などとシュプレヒコールを上げて歩いた。
 
  集会で、呼び掛け人代表として前阿智村長の岡庭一雄さん(72)が会の結成を宣言した。宣言文は「これまで政治を語ることのなかった人も危機感を抱き、かつてないうねりが起きている」とし、「子や孫世代の将来に責任を持たなければいけない。傍観者であってはならない」と訴えている。
 
  同村智里の主婦奥沢明子さん(60)は「これまで政治を語ることのなかった人とは、まさに私がその1人。子どもの未来を守ろうとする気持ちが集まれば、世の中を動かしていくことができるかもしれない」と強調した。
 同村伍和の美濃部淳(じゅん)さん(85)は「私が小学1年生のころに日本が戦争を仕掛け、学生のころはずっと戦争だった。大事な人を失うようなむごいことを絶対にしてはならない」と訴えた。
 
  集会には、村内外から約130人が参加した。
 

ちょうちんやプラカードを手にデモ行進する人たち=26日午後7時前、阿智村駒場