2015年6月4日木曜日

4日、「新潟水俣病の50年」 放映 (NHK 19:30~ )

 新潟県の阿賀野川流域で発生した四大公害病の一つ「新潟水俣病」が5月31日、公式確認から50年を迎えました
 NHKは4日19:30~20:00の“クローズアップ現代”で『新潟水俣病の50年』を取り上げます。
 
 昨年の「湯沢平和の輪」の新年会で記念講演をしていただいた坂東克彦弁護士は、第一次新潟水俣病訴訟で弁護団幹事長として勝利に導きましたが、その後も新潟水俣病地域福祉推進条例の制定にかかわり、去年から疫学検討委員も務め、新潟で始まった独自の認定審査にも取り組んでおられます。 
  4日の“クローズアップ現代”にビデオ出演されます。
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6月4日 NHKクローズアップ現代 19:30~20:00
“病の姿”が見えない ~新潟水俣病の50年~
 
新潟県の阿賀野川流域で発生した四大公害病の一つ「新潟水俣病」が5月31日、公式確認から50年を迎える。しかし、半世紀の時を経ても新潟水俣病の被害を訴える人はあとを絶たず、現在は100人以上が患者の認定審査への申請を行っている。
 
こうした中、新潟県では去年から全国で唯一、認定審査会に「参考人」と呼ばれる疫学の専門家を置くシステムを導入した。これまで立証が難しかった症状と水銀曝露の関係を異なる視点で丁寧に見直そうというのである。
 
さらに水俣病被害の全容解明に向け関係者の模索も続いている。番組では、新潟で始まった独自の認定審査の取り組みから、求められる救済措置は何か改めて考えるとともに、新潟水俣病が現代に照射する教訓をくみ取っていく。
 

      書類を見ながら説明する坂東弁護士