2015年3月15日日曜日

大阪大空襲の追悼集会開く 4千人が犠牲

 約4千人が犠牲になった大阪大空襲から70年の14日、大阪市中央区の戦争博物館「大阪国際平和センター」前の広場で市民団体による追悼集会が開かれ遺族ら約100人が参加し犠牲者の冥福を祈りました
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大阪大空襲の追悼集会開く 癒えぬ悲しみ、4千人が犠牲
東京新聞 2015年3月14日
 約4千人が犠牲になった大阪大空襲から70年となった14日、大阪市中央区の戦争博物館「大阪国際平和センター」(ピースおおさか)前の広場で市民団体による追悼集会が開かれた。
 
 集会には遺族ら約100人が参加し、犠牲者の冥福を祈り黙とう。大阪戦災傷害者・遺族の会の伊賀孝子代表(83)は「母と弟を亡くし、一晩にして人生が変わった。生かされた者として戦争だけはしてはいけないと思い今日まできた」と語った。
 
 参加した堺市の高田収さん(79)は、出産を控えて病院に入院していた母と祖母を失った。「70年がたっても、悔しさは消えない。戦争が与えた罪は大きい」と振り返った。(共同)
 
 大阪大空襲から70年となり、追悼集会で黙とうする人たち=14日午前、大阪市中央区の大阪国際平和センター前
              大阪大空襲から70年となり、追悼集会で黙とうする人たち
                =14日午前、大阪市中央区の大阪国際平和センター前