2014年8月5日火曜日

「集団的自衛権閣議決定は暴挙」 憲法学者157人が声明発表

 157人の憲法学者が4日、集団的自衛権行使容認の閣議決定に抗議し撤回を求める声明を連名で発表しました。
 
 呼び掛け人の徳永貴志和光大准教授は「政府の新解釈には法の論理が全く見えず、学生に憲法を教える際、説明できない」としています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「集団的自衛権閣議決定は暴挙」 憲法学者157人が声明発表
東京新聞 2014年8月4日
 157人の憲法学者が4日、憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認の閣議決定に抗議し「『行使は憲法違反』として積み重ねられてきた政府見解を、国会審議や国民的議論もなく一内閣の判断で覆す暴挙だ」として撤回を求める声明を連名で発表した。
 
 声明の呼び掛け人は奥平康弘東大名誉教授ら28人で、樋口陽一東大名誉教授ら129人の憲法学者が賛同した。
 
 呼び掛け人の徳永貴志和光大准教授は同日、記者会見し「政府の新解釈には法の論理が全く見えず、学生に憲法を教える際、説明できない」と嘆いた。(共同)