2013年11月19日火曜日

11月例会の報告

 17日(日)に11月の例会が開かれました。
 
 と き  1117日(日) 13:30~15:30 ~16:30 有志で「江戸里神楽」を練習)
 ところ  湯沢公民館 階 「会議室」 
 
1.連続学習「中高生のための憲法教室」(第5回)
 (「中高生のための憲法教室」伊藤真著 岩波ジュニア新書 820円09/1/20)  
     限 自由と義務について考える その (テキスト6476ページ)
 
  今回もいろいろな意見・感想が出されました。順不同でその概略を記します。
 
あなたも私も納税者
・九条の会の全国交流集会で、福島のためには喜んで税金を納めるが東電のためには一銭も納めたくないという発言があった。使い先を指定できないというもどかしさがある。
・自分たちでお金を出し合って運営を専門家に任せるのが納税、と考えると主権者という自覚が生まれる。
・政府が勝手に使うのを監視する制度が弱い。使い道に目を光らせる必要がある。
・勤務中は源泉徴収だったので納税者の意識は希薄だったが、退職してからは納税者の意識を持ち使い道に関心を持つようになった。
・日本駐留米軍の生活費まで賄っているのには驚く。(2012年度の負担額は6500億円)
・住民税分の源泉徴収をやめて、その都度自分で納税するようにしてから、町に対してものを言おうという気持ちになった。
・税金を経済的弱者に厚く再分配するというのが本来の主旨である。
・年金を急激に減らされた。有無を言わさずという感じで違和感が強い。今の国民年金は夫婦で14万円程度。それから2.・5%を減らされるというのは大変に苦痛だ。
・ちゃんと納税してから、その分ものを言うことが重要。社会のためになると思えば満足感も大きい筈。脱税するなどはもっての外である。
・消費税は不公平税制である。
 
教科書検定を憲法から見ると」ほか
・検定制度が「表現の自由」をおかし、憲法の禁じている「検閲」に当たるという指摘は重要だ。検定制度そのものが憲法違反である。
・「表現の自由」は今の秘密保護法案でも問題になっている。
・文科相が閣議決定を教科書に盛り込むようにしたいというのは大変な問題だ。
・2006年(第一次安倍内閣)に道徳教育が導入された。また教育三法等が改定され行政の長の権限が増大し教育の現場が萎縮した。
・教職員会議でも自由にものが言えない雰囲気になった。
・従来は高校は学校ごとに教科書を選定していた。最近の小・中の教科書は複数市町村の地区単位で選定するようになった。
・教科書は本来は教師個人が選ぶべきもので、教師にはそういうプロとしての資格が付与されている。
・九条の会の全国交流集会で、「日本が本当の近代史を教えて来なかったことが、今日の事態をもたらした。大学生にも平和についての関心がない」という報告があった。
 
  (次回は、限 自由と義務について考える その  テキスト7693ページです
 
2.意見交換・協議
 (1) 秋の平和キャンペーンの取り組みを振り返って
     今年はあいにく雨天であったためキャンペーンは中止となりました。
     使用できなかった資材の活用方法について、以下のように報告や話しあいが行われました。
    ・グリーンリーフ:300部を増刷して16日の九条の会第5回全国交流集会に持ち込み運用しました。手書きの暖かさに「これはいい」という評判だったということです。
    ・風ぐるま    :佐藤町議宅の書庫に保管していただいて来年に活用します。
    ・シールアンケート ボード : 活用案が出ませんでしたので、引き続き検討します。
 
(2) 湯沢町長選立候補予定者に対する公開質問の取り組みについて
      候補者に「平和の輪」として公開質問をし、回答書を公表します。
      世話人が作成した公開質問の文案が提案され、大変に良く出来ているとして了承されました。
      候補者は2名が予定されていて、26日が告示で12月1日が投票日なので、寄せられた回答書は、投票日前に「通信平和の輪」号外として読者宅に届けるようにします。
 
 (3) 2014年新春平和の集いの企画内容について
     期日:1月19日(日)13:30~15:30  会場:湯沢公民館 3階会議室2
      「平和、人権、そして憲法ー坂東克彦さんを囲む集い」
       講演:45分、 休憩: 5分 懇談会(講演についての質問を含む):40分
 
3.報告
 (1) 10.27 立憲主義と憲法9条をまもる新潟県民の集い
       講師:浅井基文氏(元外交官、前広島平和研究所長) 
       場所:三条市燕三条地場産業振興センター、
      浅井氏は、「安倍首相の歴史観は『過去は間違っていないから、もう一度やり直す』というもの。反省が欠如している。思想には戦前への回帰がある。」と指摘しました。
      当会からは坂上さん、桑原さん、森下さん、佐藤(守正)さん、笛木さんの5人が 参加しました。
 
 (2) 11.16 九条の会 全国交流・討論集会
       場所:東京都
     当会からは佐藤(佳子)さん、笛木さんが参加しました。     
     分科会での各地の活動の報告の中から、注目すべきものとして、広島と宮城で取り組んだ「ジャンボチラシ」=美しい大型のカラー印刷チラシ(高級紙質)で、「見やすく、分かりやすく、捨てにくい」という特質を生かした広報活動と、長野県で取り組んでいる2017年(平和憲法 施行70周年)9月9日9時9分に、町の各寺院で鐘を9つ鳴らしてもらうという運動が、ユニークであり効果的なものと思われる例として紹介されました。
      また「集団的自衛権行使容認と憲法」をテーマにしたシンポジウムでは、パネリストの浦田一郎明大教授が、憲法9条には自衛隊や日米安保体制を正当化したという側面と集団的自衛権などを否定する軍事力を制約するという両面があったと指摘したことや、もう一人のパネリスト・元内閣官房副長官補の柳沢協二氏が、副長官補のときに担当した自衛隊のイラク派遣において、「銃を撃たない日本ブランド」の確立に努め、見事に達成した話などが報告されました。