2013年7月8日月曜日

自衛隊が米海兵隊の機能を

 
 防衛省は「防衛計画の大綱」の見直しにあたり、自衛隊に米軍海兵隊のような水陸両用部隊の機能を盛り込ませる予定だということです。尖閣諸島を巡る中国の動きに対応するものです。
 また北朝鮮のミサイルに対応するため、自衛隊が相手のミサイル基地を攻撃できる能力の保有について検討するとしています。
 
 以下にNHKニュースを紹介します。
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防衛省 自衛隊に水陸両用部隊の機能を
NHK NEWS WEB  2013年7月8日
防衛省は、「防衛計画の大綱」の見直しに向けた中間報告を今月下旬にも取りまとめることにしており、沖縄県の尖閣諸島を巡る中国の動きを念頭に、自衛隊にアメリカ海兵隊のような水陸両用部隊の機能を持たせることなどが盛り込まれる見通しです。

政府は、民主党政権が改定した防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」を年内に見直す作業を進めており、防衛省内に設けられた検討委員会が、今月下旬にも中間報告を取りまとめることにしています。
政府内では、沖縄県の尖閣諸島を巡る中国の動きを念頭に、島しょ部の防衛を担う自衛隊の部隊の人員や装備を拡充すべきだという意見が高まっており、中間報告では、陸・海・空の各自衛隊の統合的な運用を高めることや、自衛隊にアメリカ海兵隊のような水陸両用部隊の機能を持たせることなどが盛り込まれる見通しです。
また、北朝鮮のミサイルに対応するため、イージス艦などによる迎撃態勢をさらに充実させることや、自衛隊が相手のミサイル基地を攻撃できる能力の保有について検討することなどが盛り込まれる見通しです。