2013年7月16日火曜日

朝日新聞 連続世論調査

 
 朝日新聞が13、14の両日行った参院選の連続世論調査3回目の結果、比例区投票先は自民党が43%で依然として他の党を引き離していますが、自民が単独で参院の議席全体の過半数を占めた方がよいかについては「占めない方がよい」47%で、「占めた方がよい」の36%を上回りました。
 憲法96条改ついては反対48%で、賛成31%を大きく上回りました。
 原発再稼働について反対56%で、賛成28%をダブルスコアで上回りました。
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「参院、自民で単独過半数」賛成36%・反対47% 連続世論調査
朝日新聞 2013年7月15日
 朝日新聞社は13、14の両日、参院選の連続世論調査(電話)の3回目を実施した。比例区投票先は自民が43%(6、7日の連続調査2回目41%)と、依然として他の党を引き離し、最も多かった。しかし、自民が単独で参院の議席全体の過半数(122)を「占めた方がよい」は36%で、「占めない方がよい」の47%の方が多かった

 今回の参院選で自民は72議席を得れば、単独過半数を達成する。公示日の4日と翌5日に朝日新聞社が実施した参院選序盤情勢調査では、自民は70議席に迫る勢いを示している。 
 比例区投票先は、公明8%(連続調査2回目4%)、民主6%(同8%)、日本維新の会6%(同7%)、みんなの党6%(同7%)、共産6%(同5%)などとなっており、自民の1強ぶりが続いている。 
 しかし、参院選の結果、自民が単独で過半数を占めることの是非を聞いたところ、「占めた方がよい」の方が少数派だった。自民投票層でも「占めた方がよい」は53%にとどまり、「占めない方がよい」が36%もいた。公明投票層では17%対54%と逆転。全体の46%を占める無党派層でも24%対50%だった。 
 一方、日本の政治に求められているのは「政治の仕組みを大きく変える」が31%で、「今より政治を安定させる」の60%の方が多かった。自民投票層は24%対73%と「安定」志向が強いが、維新投票層は54%対44%と「変革」派の方が多かった。 
 安倍政権が進めようとしている憲法96条の改正や原発再稼働については、依然として反対の方が多かった。憲法96条改正に賛成は31%(6月29、30日の連続調査1回目34%)で、反対は48%(同47%)原発再稼働については、賛成28%(同29%)、反対56%(同53%)で、内閣支持層でも38%対48%、自民投票層でも40%対45%と反対の方が多い。