2013年4月13日土曜日

官邸前行動が50回に

 
 金曜夜の官邸前の原発再稼動反対抗議行動が12日で50回に達しました。
 福島原発が空のみならずいまだに海も放射能で汚し続けているなか、主催者発表で3500人が参加し、「収束宣言の撤回を」、「海を汚すな」「再稼働反対」のコールをしました。
 国内の各地から参加している人たちのほか、海外在住の人たちも参加しているということです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「収束宣言」撤回して 官邸前50回
しんぶん赤旗 2013年4月13日

 首都圏反原発連合は12日、「即時原発ゼロ」を求める50回目の首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発で汚染水漏れなどが相次ぎ、事故が収束していないことが浮き彫りになるなか、3500人の参加者(主催者発表)は「収束宣言ただちに撤回」「海を汚すな」「再稼働反対」とコールしました。
----------------------------------
 官邸前では「福島原発の収束が先です。再稼働なんか考えている場合でない」と女性がスピーチ。静岡県沼津市から泊まりがけで駆けつけた女性(68)は「地元の仲間と福島県富岡町にも行ったが、何も手つかずの状況だった。汚染水漏れも起きているのに、収束宣言なんてとんでもない」と語ります。

 第1回から48回参加し、官邸前でマイクを持ちコールしてきた男性(38)は「事故の前に共産党さんが危険性を指摘する質問をしたのに、まともに対応もせず事故の原因をつくった人が今の首相です。官邸前でもっとプレッシャーをかけて、全原発を廃炉にさせるまで続けます」。
 初めて参加したさいたま市の男性(25)は「トラブルも続発しているし、政府と東電の事故後の対応はあまりにずさん。再稼働は絶対に許せない」。
 オーストラリア在住のアンニャ・ライトさんは娘(12)と息子(9)と初めて参加。「子どもたちが“NO NUKES(原発なくせ)”を訴えなくてもいい世界を願っています」
 日本共産党の笠井亮衆院議員も参加してスピーチしました。