2012年12月13日木曜日

平和を愛し、平和憲法を大切に思う「通信」読者の皆さんヘ

                   - 第46回総選挙に当たって呼びかけます -
 

46回総選挙が12月4日に公示され、16日には投票日を迎えます。

この総選挙を、NHkを始めとしてマスコミの多くは「民主か、自・公か、それとも『第3極』か」と、またも3年前と同様に「政権選択」の選挙に仕立て上げようとしていますが、私たちにとって本当に大切なのは“政治の中身”であり、その選択です。そして“政治の中身”の問題で、総選挙の大きな争点として浮上しているのが戦争と平和をめぐる日本の進路の問題です。 

 ・「自衛隊をちゃんと軍として認め、海外と交戦するときは交戦規定(ROE)にのっとって行動する」、「あくまでも憲法を改正していく。(改正に必要な衆参両院の)3分の2を得る道程を経て、多数を形成するj(自民党・安部晋三総裁)

 ・「憲法9条2項を子どもが読めば、自衛隊は違憲だと思ってしまう。2項を変え、自衛権を明記す八きだ」(民主光・前原誠司国家戦略担当相)

 ・「占領軍が一方的に与えた、あの醜い日本語でつづられた憲法は、いろいろと悪い影響を日本に与えてきた」、「(現行憲法は)廃棄したらいい」(日本維新の会・石原慎太郎代表)

 ・「安全保障基本法の制定と国連平和維持活動への参加を進める」(日本未来の党・「政策要綱」) 

などと、自民、民主両党を始め、「第3極」と言われる新党も軒並み明文改憲を掲げるとともに、「現行憲法の下でも集団的自衛権は行使できる」とする解釈改憲を行って、アメリカとともに海外で戦争をする国にしようとする方向を打ち出していることは重大です。 

 第46回総選挙に当たって呼びかけます。「戦争への道か平和の継続か一明日の日本の明暗を分けるこの重要な課題にしっかりと向き合い、子どもや孫たちに胸を張れる誤りのない選択をしましょう」と。 

2012年12月8日 ・ 「不戦の日」に
           「湯の町湯沢平和の輪」 世話人会
 

注. この文書は今月号の「通信  平和の輪   第83号」の2面に掲載されましたので、10日付の記事「通信 平和の輪 第83号 及び 第7482号を掲示します」でご覧になった方も多いと思いますが、念のためにここに再度掲示します。
 また、「平和の輪について」のページにもこの文書を追加しました。