2012年12月24日月曜日

12月例会の報告


12月23日(日)10001200、湯沢公民館で今年最後の例会が開かれました。
連続学習のあと、次期の連続学習のテキストの選定や、2013年新春の集いなどについて話し合いました。
 
1. 連続学習―「『18人の発言』に学ぶ」(第14回)
テキスト:「憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言」
(岩波ブックレットNo.657  2005.8.2発行)
 テーマ:「北朝鮮を見る眼 : 半田滋さん (テキスト52~53頁)」
 
今回は先ず上記のテキストについて30分間討議したのちに、引き続き会員の崔和子さんが選んだテキスト
「日朝平壌宣言から10年― 日朝国交正常化の実現をめざして:石橋正夫 氏
            (「歴史地理教育」20129月号 )」(当日配布)
の読み合わせと討議を約40分間行いました。 
 
  討議では、崔さんから概略下記(主旨)の話がありました。
「北朝鮮は一貫して日本と友好関係を結びたいと願ってきた。しかし日本のメディアや政治家の多くは北朝鮮を非難し続けてきた。在日の人たちの中にもそう思い込んでいる人が多い。北朝鮮の国民が日本の経済封鎖などに屈することはない。
日朝平壌宣言の原点に立ち帰って、信頼関係を構築していきたい。湯沢が日朝友好を掲げる町になってくれれば嬉しい」 
 
  以下は、両テキストについての主な討議内容を順不同に記したものです。
・自衛隊の装備能力について、前日見たTVでは、潜水艦の魚雷は10km先の艦艇に命中させる性能を持ち、潜水したままレーダーやソナーで100km範囲の水面上の状況を探知できるようだ。
・北朝鮮が核やミサイルの保持に向かう背景には、高性能の装備を持つ日米や米韓の軍事同盟が包囲しているという現実がある。
・先制攻撃も辞さないアメリカやそれに追随している日本に対して、北朝鮮の方こそが脅威を感じているのではないか。
・『北朝鮮が日本を侵攻すると信じている人は防衛庁・自衛隊には一人もいない』ということだし、TVでは元自衛官が“一番戦争をしたくないのは自衛官だ”と語っている。そうすると北朝鮮脅威論はどこから出てくるのか。
・日本の国民には戦争志向はなく、戦争に向かうことはあり得ないと思う。
・国民がメディアに引きずられている面と、メディアの報道が国民感覚とずれていると自覚できる面の両方がある。
・北朝鮮の侵攻という脅威は感じない。それなのにメディアやコメンテータなどが北朝鮮の脅威を強調するのはなぜだろうか。軍備の必要性を強調するために意図的に流布された脅威論ではないのか。
・『この10年間日本が突出して制裁を発動し、こう着状態を招いた。日朝国交正常化を阻んでいる最大の原因は日本政府の北朝鮮敵視政策にある』ようだが、具体的にはどうしたらいいのだろうか。
・近隣諸国との対立の根底に歴史認識の違いがある。特に日本の側に近代史教育の遅れがあるので、もっと“明治以降の日本と朝鮮半島に係る歴史”の教育を進めなくてはならない。また歴史的事実(認識)を近隣諸国と摺り合わせることも必要だ。
     (註 『 』内はテキストからの引用部分)
いずれにしても討議の中で、“北朝鮮脅威論=日本等に侵攻してくる可能性”を認める意見(や感想)は全く出ませんでした。崔さんご自身の体験にまつわる話は次の機会でお聞きすることになりました。 
 
2. 相談・協議
(1) 次期連続学習テキストの選定について
   沢山のテキスト候補が挙げられましたが、下記のとおり決まりました。
   「中高生のための憲法教室」 伊藤真 2009120日 岩波ジュニア新書 \820
「1からわかる日米安保」安保破棄中央実行委員会 20114月 \200
「日本国憲法改正草案 (現行憲法対照)」自由民主党 2012427
  (インターネット掲示版 ダウンロード後プリントして使用)
    新しいテキストに入るのは4月頃となるので、テキスト「中高生のための・・・」と「1からわかる日米・・・」は、購入希望者数が確定した段階で世話役の方で一括購入します。
 
(2) 「2013年 新春平和の集い」の企画内容と準備について
    期日・会場 12013:3015:30 湯沢公民館3階 会議室2
    催し物  江戸 里神楽の舞 (会員の岡崎さんのご夫人による)
         他に世話役による下記の講演を予定しています。
「新年の情勢と課題」(テーマは仮称)
3. 報告その他
 (1) 「新潟県9条の会」第29条セミナーに参加して (小野塚さん)
日時・場所 12213:3016:00  新潟市総合福祉会館
    今回は消費増税に関する件で、国の予算の各費目の中に隠された埋蔵金があるので消費増税は不要であることが説明されました。
当会からは毎回出席する予定で、次回は3月にあります。
 
    新潟9条の会は財政基盤を持たず、カンパの要請がありましたので、次のようにして応えることにしました。
    毎年1月、4月、8月の特別例会では、会場で会員から任意のカンパをいただくことにしているので、1月分のカンパをそれに当てる。
なお端数の切上げや金額の補充は会の基本財政から行う。
 
  (2) 「不戦の日」(12/8)の世話人呼びかけについて
   「通信平和の輪」第83号に「平和を愛し、平和憲法を大切に思う『通信』読者の皆さんにー第46回総選挙に当たって呼びかけますー」を掲示したことについて、本来は会として出したかったが、了承を得る時間的余裕がなかったので、呼びかけの主体を「世話人会」にしたという説明があり、了承されました。