2012年11月14日水曜日

規制委員が関電の大飯原発地層の調査方法を疑問視


原子力規制委の島崎邦彦委員は14日の会合で、「関西電力の調査の考え方に疑問が出てきている」、「大飯原発の敷地を走る『F-6破砕帯』という断層について、関西電力は『破砕帯がこれまでの調査より短く、位置も違っていた』と説明したが、不明な点がある」、と述べました。

また、大飯原発で専門家と共に行った現地調査について、「事前に現状を把握していなかったほか、現場で時間が限られ詳しく分析できなかった」と言い、改善する考えを示したということです。 

  以下にNHKニュースを紹介します。
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大飯原発“関西電力の調査に疑問”
NHK NEWS Web 20121114 

国内で唯一運転している福井県の大飯原子力発電所の断層が、活断層かどうかを検証している国の原子力規制委員会の島崎邦彦委員は、14日の会合で、「電力会社の調査の考え方に疑問が出てきている」と述べ、関西電力の調査方法に疑問を呈しました。 

原子力規制委員会は、14日に定例の会合を開き、島崎委員は、大飯原発の敷地を走る「F-6破砕帯」という断層について、「関西電力は『破砕帯がこれまでの調査より短く、位置も違っていた』と説明していて不明な点がある」と述べたうえで、「調査の考え方に疑問が出てきている」と述べ、関西電力の調査方法に疑問を呈しました。
また、大飯原発で専門家と共に行った現地調査について、「事前に現状を把握していなかったほか、現場で時間が限られ詳しく分析できなかった」と説明し、改善する考えを示しました。

規制委員会の専門家会議は、今月2日、大飯原発で現地調査を行い、その後、評価する会合を開きましたが、データ不足などのために結論が出ず、関西電力に追加の調査を指示しています。
規制委員会は、大飯原発に次いで福井県の敦賀原発で、来月1日から2日間、大学の専門家4人と共に現地で地層の断面などを調べることを決めたほか、青森県の東通原発でも、来月中に現地調査を行うことにしています。